先日、「完熟トマトもぎとり体験」を開催しました。
その時に参加した子供が、トマトは果物だと思っていたようです。ということで、トマトは野菜か果物か・・・。調べてみました。
子どもの素朴な疑問からスタート
「完熟トマトもぎとり体験」という、会宝農園が行っているイベント。参加した方には「収穫も体験できて、その場で新鮮なトマトもたくさん食べられて、家にもたくさん持って帰ることができて、大大大満足」と喜んでいただける人気イベントです。
その「完熟トマトもぎとり体験」に参加したある女の子(5歳)から一つのコメントが・・・。
初めてトマトを収穫したらしく、めっちゃ楽しい~♪と喜んでくれたのでこちらも嬉しかったのですが、その子が「トマトってりんごみたいに木にできんのやね(木にならないんだね)」と言ったんですよね。
「トマトは野菜やから木じゃないよ。」と答えると、「こんなに甘いのに野菜なん?」「赤いのに?(赤い実=果物という発想がかわいい)」と畳みかけられ、「うん、そうそう。」としか答えられませんでした。情けない・・・。
結論、トマトは野菜
情けない大人は卒業したいのでWEBで調べました。
トマトの実は花が咲いた後の果実の部分であることから、植物学的には「果物」だとする意見もあるようですが、現在の日本ではナス科の多年草の緑黄色野菜である、という知識を得ることができました。
これで次に子供に訊かれた時はちゃんと答えられるぞ。
新しい知識を得る機会をくれた彼女に感謝です。
実はとく議論されているテーマだった
ところで、「トマトは野菜か果物か」は、実はよく議論されているテーマだそうです。
19世紀のアメリカでは裁判にもなったそうで。
気になる方はこちらのサイトをご覧ください。
ヒントは「関税」です。
※このコラムは農業担当ではない、会宝産業の社員が書きました(笑) 農業事業部の社員はもちろん「トマトは野菜である」ことを説明できます。