会宝農園の主力商品はミニトマトのアイコ、その名も「しあわせのトマト」です。おかげさまで甘くておいしいと好評をいただいています。
今回は「しあわせのトマト」誕生のお話です。
会宝流エコ農業
私たちが栽培しているのはみんな大好きな(!?)トマトです。このトマトの作り方が「This is so会宝産業」なんです。
会宝農園の運営母体である会宝産業が自動車のリサイクルをしていることは別のコラムでご紹介しました。自動車のリサイクルをしていると、使用済の自動車から毎年たくさんのオイル(エンジンオイルなどの廃油)が回収されます。地球環境の改善に積極的に取り組んでいる会宝産業としては、このオイルを適切に処理するだけではなく有効活用できないかと考えました。
そしてある時、「そうだ、ハウス栽培だ!」と思い立ちます。オイルを熱源としたボイラー機器を開発しハウス内を温めれば、この北陸のさむ~い冬でも低コストで通年栽培が出来る!!というわけです。
一言で「リサイクルオイルを熱源としたボイラーを開発する」と言ってもなかなか大変なことです。しかし、「日本から世界の環境を改善する」という想いで実現に向けて試行錯誤した結果、石川県や他企業が支援してくれて、「廃油ボイラー」を完成させることができました。
しあわせのトマト、誕生!
この廃油ボイラーを使って栽培する最初の野菜は何にするか。食べた人が幸せな気持ちになるもの、日常的で気軽な気持ちで食べられるものは何だろう?考えた結果、トマトそれもミニトマトは身近で気軽で食べるとほんのり幸せな気持ちになれるのではないか。こうして、会宝農園はトマト作りを始めました。
会宝産業のトマトを食べていただくことで幸せな気持ちになってもらえたら。そしてみなさんが幸せな気持ちになっていただくことで、自分たちも幸せになれたら。そんな願いを込めて「しあわせのトマト」と名付けました。
わたしたちの野菜は自然由来のもので栽培しています。栄養価の高い野菜をみなさまにご提供できるように頑張っています!