「農業をはじめたキッカケ①」に引き続き、会宝産業が農業に参入した経緯についてもう少しお話しします。
食は健康に直結する大事なもの。その大事なところにどうして関わることにしたのか、わたしたちの想いをもう少しお話しさせてください。
創業者が感じた日本の危機
会宝産業の創業者(現会長)は50年以上、自動車リサイクル業を世界に普及させるために、世界を飛び回ってきました。
そんな日々の中で地球環境の悪化を目の当たりにするのと同時に、「食糧の大切さ」を痛感するようになりました。
というのも、今の日本って食糧に不自由しませんが、実は日本の食料自給率は38%、つまり62%は輸入なんですよね。もし深刻な異常気象で食物が不作になり、輸入がストップするなんてことになったら日本はたちまち食糧不足になってしまいます。
「いやいや、ないない」と思った人もいると思います。でも絶対ないって言いきれないですよね。本当に起きたらこれって大変な危機。
新規事業参入。熱い想いは実行するのみ!
ということで、私たちは新規事業に参入しました。それが農業です。自分たちで食糧を生産すれば、社員や家族をはじめ、多くの人たちを守ることができるはず!と考えたんです。
それともう1つ、会宝産業の経営理念の中に「私は生涯 楽しく会宝産業で働く」という一文があります。農業であれば、定年後も働けるし社員に生涯活躍してもらうことができるという想いもありました。
自動車リサイクルとは全く違う分野への参入を決意するまでに、創業者は何度も悩みましたが、熱い想いは止められません。こうして会宝産業は農業に取り組み始めました。
誰かの幸せ、よろこびのために
農業に参入したきっかけには社員や家族、人々の幸せのためという創業者の想いがありました。
わたしたちは食べていただいた方にしあわせを感じていただけるような、安心・安全で栄養価の高い野菜をみなさまにご提供できるように頑張っています!